ひと呼吸
孝ちゃんの隣には

足がむかなくて

それに、恥ずかしいのも混じって



端に座ったら

陵の向いだった。



「どう?バレてないでしょ?」


「有り得ない!本当に品がない!!あんなのない!!」


皆に聞こえないように


小声で力強く言った


「俺は那実を守ったよ?」


「自信過剰、大きなお世話!!」


「なら、言う?私は孝ちゃんが好きでーすって、孝ちゃんはミユキが好きなのに」


「馬鹿!名前ださないでよ!!!!」








「結局、無難を選ぶ。

何にも知らない

可愛い お 姫 さ ま」
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