白と青の境界線

そうこうしているとコックピットクルーから呼ばれ、CAとの合同で行うクルーブリーフィングが始まる。

キャプテンから今日の気象条件やルート、飛行時間などフライトに際しての様々な注意点や説明を受け、それを頭にたたき込み仕事に臨む。


国内線は飛行時間が短い。

だからこそ、すべてのお客様にサービスを行き届かせるためには様々な情報を認識した上で、迅速かつ丁寧な接客サービスが必要となる。

人を疑うことしか知らない私が、人の笑顔を求めているだなんて変な話だけど。

それでも多くのお客様が笑顔で利用できる機内でありたいと、そんな思いを抱いて毎回フライトの準備を行っている。



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