チョコレートコスモスⅡ
山本さんの顔がびっくりした顔になった。



視線の先には一人の男性。



近くには着物を着た女性。



さっきまでいなかったから出てきて間もないのだろう。



お知り合いみたいだけど。




彼女はそのまま会釈した。彼も会釈して近くにいた女性と話し始めた。



「お知り合いの方ですか」



「ええ、ちょっと。亡くなった社員の友人の知り合いで」



「そうなんですか」



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