…きみだけ。

そしたら岳くんがこっちへ来た。



勘違いかもしれないけど、
確実に私の方へ向かってくる。





そして、私の方を見て





「昨日はどーもっ!
同じクラスだったんだね。
滝沢さん・・・・だよね?」




「えっ・・・・・うん・・・。
岳くんだよね。」







岳くんから話しかけてくれて、
すごく嬉しかった。






ちゃんと話せてたかな。



きっと下向いてただろうな。
< 19 / 53 >

この作品をシェア

pagetop