白黒世界
真緒と陸は母親の横通り、家を出た。



「真緒…本当ーに大丈夫か?やっぱ止めたが…」

陸は振り返り真緒の表情を見る。


「大丈夫!幼なじみだからって心配しすぎだよ。」


真緒は歩き出しながら答えた。


「春日真緒!春日真莉として行ってきます。」


真緒は陸に笑いながら敬礼をした。
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