隣にはあなたしか。
2時間後。
「はー・・・。一通り出来ましたね。」
意外に簡単に出来た。
でも、ミナミ先輩のリズム感の悪さだと、今日出来たぐらいじゃダメだろうな・・・。
「じゃ、帰ります。」
アタシが鞄を持って帰ろうとしたとき。
「送ってってやる。」
「え?」
「いーから送る!」
ミナミ先輩は確か自転車??
「後ろ乗れ!」
「え、いいですょ・・・。帰れますから。」
「いーからのれっつってんだろ!!!」
アタシはミナミ先輩の声にびっくりして、すいません、と言って後ろに乗った。
これじゃまるで、彼女じゃん!!?
やだやだ!!!!