眠りの国から愛を込めて
……ここは何処なんだろう。目を醒ましあたりを見渡す。淡いブルーで統一された部屋。

ここが何処か分かって彼女は俯いた。部屋の端で彼女はうずくまっている。「ここから出たい。」彼女の声は虚しく部屋に響くだけだった。……
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