先生と王子様と演劇部な私。
10:ライバル
学園祭もいよいよ目前になり、クラスも部活も慌ただしくなってきた。
朗先生は担任の仕事が忙しくて部活に顔を出す回数が減ってしまい、会話する機会も激減。
先生の顔は毎日見てるけど、部活の帰りに話せる機会がなくて寂しい……。
しかも、それだけじゃなく、面白くない状況になってきている。
「朗先生ぇ~」
来た。
一年の山野朋果(やまのともか)。
私は部活で、学園祭の準備はほとんど参加してないけど、今回うちのクラスは一年と合同で喫茶店を出すことになっている。三年の教室でメイド喫茶、一年の教室で執事喫茶ということらしい。
つまり両方の男女が一年と三年の教室に分かれるのだ。
今までは別々に準備していたけど、直前ということもあって、一年女子が教室に来ることが多くなった。
朗先生は担任の仕事が忙しくて部活に顔を出す回数が減ってしまい、会話する機会も激減。
先生の顔は毎日見てるけど、部活の帰りに話せる機会がなくて寂しい……。
しかも、それだけじゃなく、面白くない状況になってきている。
「朗先生ぇ~」
来た。
一年の山野朋果(やまのともか)。
私は部活で、学園祭の準備はほとんど参加してないけど、今回うちのクラスは一年と合同で喫茶店を出すことになっている。三年の教室でメイド喫茶、一年の教室で執事喫茶ということらしい。
つまり両方の男女が一年と三年の教室に分かれるのだ。
今までは別々に準備していたけど、直前ということもあって、一年女子が教室に来ることが多くなった。