先生と王子様と演劇部な私。
「仲舘は体調が悪そうだったので、保健室に連れて行ってました」
いつの間にか、石川先生の横に立った朗先生が言った。
「なんだ、そうか」
石川先生があっさり引いてくれる。助かった……。
みんなは朗先生が喋ったので、ビックリした様子だ。
私も同じくらいビックリしてる。
まさか、あんなこと言ってくれるなんて思わなかった。
もしかして、かばってくれた……?
いや、自分の遅刻のダシに使われただけかも知れない……。
朗先生を見ると、やっぱり目が合った。相変わらず無表情だけど……。
それから部活の間は、体がだるい上に、朗先生に「柚子」と呼ばれたことや喋ったことで頭の中がいっぱいで、あまり練習に身が入らなかった。
ちょっと反省。
いつの間にか、石川先生の横に立った朗先生が言った。
「なんだ、そうか」
石川先生があっさり引いてくれる。助かった……。
みんなは朗先生が喋ったので、ビックリした様子だ。
私も同じくらいビックリしてる。
まさか、あんなこと言ってくれるなんて思わなかった。
もしかして、かばってくれた……?
いや、自分の遅刻のダシに使われただけかも知れない……。
朗先生を見ると、やっぱり目が合った。相変わらず無表情だけど……。
それから部活の間は、体がだるい上に、朗先生に「柚子」と呼ばれたことや喋ったことで頭の中がいっぱいで、あまり練習に身が入らなかった。
ちょっと反省。