先生と王子様と演劇部な私。
先生は上半身をこちらに向けると、私の右手を取った。
何だろう……? と魂が抜けたようにその動きに魅入ってしまう。
「お望みであれば」
朗先生はそのまま手の甲に、キスを落とした。
「――!!」
その後、どうやって部屋まで戻ったかあまり記憶にない。
何だろう……? と魂が抜けたようにその動きに魅入ってしまう。
「お望みであれば」
朗先生はそのまま手の甲に、キスを落とした。
「――!!」
その後、どうやって部屋まで戻ったかあまり記憶にない。