先生と王子様と演劇部な私。
「んーっと、適当に入れちゃってるんだけど」
由美ちゃんが言いながらペラペラめくる。合宿っぽいものや、練習前と思われる写真なども入っていた。
「あった、これが五年前のコンクールの写真」
そう言うと由美ちゃんは一枚の写真を指す。
「あ……」
由美ちゃんが指差した先に、シンデレラと思われる舞台の写真があった。
息が止まりそうになって、ゆっくり深呼吸をする。
「……」
そこには、確かにあの時の衣装を着た王子様や、シンデレラなどが写っていた。
少し遠めだから、顔までは見れない。でも、これコンクールのって言ってたよね。
「これ……シンデレラだよね? それって学園祭じゃないの?」
「この頃は、コンクールと学園祭に同じ演目を使ってたのよ」
私の疑問に由美ちゃんは何なく答える。
由美ちゃんが言いながらペラペラめくる。合宿っぽいものや、練習前と思われる写真なども入っていた。
「あった、これが五年前のコンクールの写真」
そう言うと由美ちゃんは一枚の写真を指す。
「あ……」
由美ちゃんが指差した先に、シンデレラと思われる舞台の写真があった。
息が止まりそうになって、ゆっくり深呼吸をする。
「……」
そこには、確かにあの時の衣装を着た王子様や、シンデレラなどが写っていた。
少し遠めだから、顔までは見れない。でも、これコンクールのって言ってたよね。
「これ……シンデレラだよね? それって学園祭じゃないの?」
「この頃は、コンクールと学園祭に同じ演目を使ってたのよ」
私の疑問に由美ちゃんは何なく答える。