このミステリーを読んだ！

【ぼくのミステリ作法】

赤川次郎を知らない人はいないだろう。

「三毛猫ホームズ」や「三姉妹探偵団」などのシリーズの他にも「セーラー服と機関銃」「探偵物語」といったヒット作を持つ超有名作家だ。

僕はこのサイトでミステリーを書くにあたって何冊もの本を読み漁った。

ジャンルはミステリーの書き方。

そんな都合のいい本あるのかという人もいるだろうが、探してみるとこれが結構ある。

昨年の秋には、幻冬舎から日本中のミステリー作家が集った、その名もずばり

【ミステリーの書き方】

なんて本も出てしまった(この本についてはまた次の機会に)。

ここにも当然、赤川次郎は顔を出しているのだが、赤川次郎自身も【ぼくのミステリ作法】という本を出している。

読んでみると、ここはああしろ、あそこはこうしろといった具体的な記述はなく、上から目線でもない。

もっともそんな本は滅多にないが、この本については「僕はこうしてます」という記述が並ぶ。