年上彼氏<短>


「じゃ、メールしてみれば?」


「そう簡単に出来るならとっくにやってる。」


付き合ってるのにメールも出来ない。
もはや、彼女じゃないのかな…?

なんて、自分で思うところからして自分が自分を嫌いになりそうだ。


「はー。もう、携帯貸して!」


「えっ?ちょっと!」


花梨は私の携帯をとるとなにか操作をしはじめた。


「花梨?なにやってんの!?」


「はい。」


と言いながら、私の質問には答えず、携帯を返してきた。


< 9 / 53 >

この作品をシェア

pagetop