ー キミが笑えばそれでいい ー



「お母さんはどこに…」



私は重い足を少しずつ前にすすめる…



看護士さんはそんな私の手を少し強く握ってお母さんのいる場所へつれて行ってくれた…



部屋の前に立つと看護士さんはゆっくりと扉をあけた…




「お…母さん…?」




私の前にはベットでじっと寝ているお母さんがいる…



看護士さんは先生をよんできますと…一言だけ言って出て行った…



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