ー キミが笑えばそれでいい ー



「私が何を?」





私は良く分からなかった





「お父さんによ‼あなたは自分の意思でお母さんについて行くって」



そっか…私がそんな事言わなきゃいけないのか…





「うん…私が言うよ」





私はずっとこうしていい子でいれば良いんだ…


「ゆうらはいい子ね‼じゃあ今日話し合うから…その時はお願いね」



お母さんは私に笑ってくれる…





「うん…私お風呂入って来るね‼」






私はその場にいることがスゴク苦痛だった…


「あぁ…よし!お風呂洗って、自分で入ろ」


私は自分でお風呂を洗って、お湯をためながらお風呂へ入った。



また親の言い合いが始まるから…



その声が少しでも聞こえないよぉに、たくさんのお湯を出しながら…
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