僕の道に

日直


今日は、久し振りにすっきり目が冷めた。

お陰で朝ご飯も食べられた。

なんでだ?

しかも俺、今無償に学校に行きたい。


「匡月!おはよ!」

『おはよー…。』


俺はゲンと登校している。


「あれ、珍しい。起きてるね。」

『俺自信も驚き。てか朝練は?』


ゲンは、剣道部。

かなり上手くて中学生の時から、必ず全国に行っている。

しかもイケメン。

……てか、俺の周りにはイケメンしかいないのか。


「あー!サボり!」

『俺が起きてる事より、珍しいよ。』

「そうか?俺も面倒な時あるんだよ。」


嘘だな。

俺は疑いの目で見る。


「……ッ……はいはい。嘘ですよ。」

『彼女?』


ゲンには彼女がいる。

正直言って、可愛いくない。

いや普通?普通…以下?



.
< 12 / 19 >

この作品をシェア

pagetop