大好き。
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「優ちゃーん、今日も一緒に帰ろ!」
「……嫌です」
「えぇー…つまんないの」
あの日から、先輩は毎日教室に来るようになった。
水城とも全然話せないし…。
助けてあげて、なんて言ったくせに先輩が一番邪魔してんじゃん!
「じゃあちゅーして」
「……はっ?」
こういう風に変なこと頼んできたり、変な理由つけて脅してきたり。
そういう時は全力で拒否して一緒に帰ることになる。
うぅ……いい加減にしてよ。
放課後になっても来るから……教室に誰もいなくなった時とか一番危ない。
「ちゅーしようよ。誰もいないんだし」
「嫌です!何であたしが…」
えぇー…、と拗ねる先輩が抱きついてきた。
「わわっ…ちょ、先輩」
「あはは、柔らけぇ」
「は、離してくださいよ」
必死の抵抗も全く効果なし。
……こんなの…セクハラだぁ!