新月の夜
夢…呪いを解く明るい光。
゛第一の扉が解かれた。゛
「…何!?」
目が覚める女。
「扉…?」
何だかわからないけど残る夢。
女はしばらくすると妊娠が発覚する。
「…。」
赤ちゃんは生まれる、少しする。
゛第二の扉が解かれた。゛
「…第二?…まさかね。」
また残る夢。疑いつつ女は検査薬を使う。すると陽性。
女にとって夢は不思議。生まれた日の夜の夢には、
”力を持たれし天使が、今ここへ降臨した。”
2回も。そして、出会う。
「♪」
それは亜希と悠太の母、あさみとの出会い。そう、亜希らの母。
(!?あいつにそっくりな若い女性と…オレと兄さんと母さんとあつき。…そうか。この人があいつの母親。)
亜希はあさみに甘える。
「本当にお気に入りね。」
笑う亜希の母。
(ていうかあいつの母親、子供じゃないのか?)
一緒に寝ようよ〜の合図。亜希はあさみの腕の中でぐっすり眠る。
しばらくしてあさみのお腹は大きくなり、2才前後の亜希は無意識にあさみのお腹をなでなで。
「いいこいいこしてくれるの?」
まだ喋れない亜希はにっこり笑う。
(オレ、本当にあいつの母親に付きっきりだなぁ。)
すると。亜希(大人)にはあさみのお腹が光って見える。
(ん?…まぶしい。)
”女の呪いは和らいだ。”
声。
(誰?)
”確率は半分。”
(?)
時は変わる。亜希は4才くらいに見える。あつきと遊んでいる。そこへ母が来て、
「ママ?」
尋ねる亜希に、
「あき、あつき。ママね、不思議な夢を見たの…。あなた達の時と同じような。」
「夢?」
「全ての扉は解かれた。きっとママ、妊娠してる。何かのメッセージ。信じてる。だから、あなた達に最初に話したの。」
(そうだ。母さんに聞いたんだ。扉。一つずつ開けられる扉。絢美で全てなら全部で3つ!)
亜希は目覚める。
「う…。意味はわからないけれど。オレがお腹をさすったら…。そういえばあの人写真で見たことある。何故気付かない?同じカオ…。まあ幼かったのもあるか。……。」
麻友美は眠っていた。電話が鳴る。
「ん…。」
気付く。
「…こんな時間に誰?」
「…何!?」
目が覚める女。
「扉…?」
何だかわからないけど残る夢。
女はしばらくすると妊娠が発覚する。
「…。」
赤ちゃんは生まれる、少しする。
゛第二の扉が解かれた。゛
「…第二?…まさかね。」
また残る夢。疑いつつ女は検査薬を使う。すると陽性。
女にとって夢は不思議。生まれた日の夜の夢には、
”力を持たれし天使が、今ここへ降臨した。”
2回も。そして、出会う。
「♪」
それは亜希と悠太の母、あさみとの出会い。そう、亜希らの母。
(!?あいつにそっくりな若い女性と…オレと兄さんと母さんとあつき。…そうか。この人があいつの母親。)
亜希はあさみに甘える。
「本当にお気に入りね。」
笑う亜希の母。
(ていうかあいつの母親、子供じゃないのか?)
一緒に寝ようよ〜の合図。亜希はあさみの腕の中でぐっすり眠る。
しばらくしてあさみのお腹は大きくなり、2才前後の亜希は無意識にあさみのお腹をなでなで。
「いいこいいこしてくれるの?」
まだ喋れない亜希はにっこり笑う。
(オレ、本当にあいつの母親に付きっきりだなぁ。)
すると。亜希(大人)にはあさみのお腹が光って見える。
(ん?…まぶしい。)
”女の呪いは和らいだ。”
声。
(誰?)
”確率は半分。”
(?)
時は変わる。亜希は4才くらいに見える。あつきと遊んでいる。そこへ母が来て、
「ママ?」
尋ねる亜希に、
「あき、あつき。ママね、不思議な夢を見たの…。あなた達の時と同じような。」
「夢?」
「全ての扉は解かれた。きっとママ、妊娠してる。何かのメッセージ。信じてる。だから、あなた達に最初に話したの。」
(そうだ。母さんに聞いたんだ。扉。一つずつ開けられる扉。絢美で全てなら全部で3つ!)
亜希は目覚める。
「う…。意味はわからないけれど。オレがお腹をさすったら…。そういえばあの人写真で見たことある。何故気付かない?同じカオ…。まあ幼かったのもあるか。……。」
麻友美は眠っていた。電話が鳴る。
「ん…。」
気付く。
「…こんな時間に誰?」