新月の夜
ね。」
絢美は、
「ママは、悠ちゃんの母親と会っていただけ。悠ちゃん賢いし、優しいよ。」
あつきは、
「豹変する部分もある。って、絢美、人の彼女にくっつきすぎ!」
にたっ。
「ばれた?」
亜希は、
「こらっ。」
ひょいっと絢美を上げて、
絢美、いい人だが迷惑してる人もいる。」
「ま…。」
「言いたい事はわかる。行き過ぎな面があるから言うんだ。…お兄ちゃんじゃ不満?」
「仲がいい兄妹ですね。」
ちゅっ。
亜希は絢美のほっぺにキス。あつきは、あ〜あ、
「早速でたよ。シスコン。だから間違われるんだ。って関係持ってたりして…。」
「もう一度言ってみろ!こっちだって兄と妹くらいはわかる!」
亜希はあつきを壁に追い込み、
「今日はこれくらいにしておく。わかったな。」
「…はい。」
「お兄ちゃんやりすぎ…お姉さんびくびくしてるよ。」
亜希は史奈に、
「…ごめん。大丈夫です。悪いのはあつきですから。」
「…プライドが。妹は妹です。…おかしいのかもしれない。守るべき姫。いかがわしい感情はない。」
「おかしくないですよ。お兄さんは優しい人。お姉ちゃんが好きになるのもわかる。」
「…。」
「ごめん、兄さん。」
「やっとわかり合えたと思っていたのに。正直堪えた。理解してると思ってた。確かに絢美に付きっきりで、結婚しないし、もう26だよ。万里を忘れられないのは事実。どうしようもないバカ男だ。バカ男はそれなりにバカな考えを持っている。夢だけであいつの呪いを解ける方法を考えたりしてる。」
絢美は、
「呪いってまさか…。」
「あのお坊ちゃんのですよ。予感がしてならない。3人で全てが揃う。」
「3人?」
「24.5年前の関係の時、兄弟3人いた。母さん言ってたの覚えてないかなぁ、オレらの時だけに見た、同じたぐいの夢。ひっかかるんだ。」
「…どういう事?」
「確かに聞いたよ。そうだろう夢を見た。…事実でなければ全てをオレが背負えばいいと、2人に負わせたくないからあえて言わなかった。」
「何?」
「扉…。」
「扉?」
「1つ目の扉、2つ目の扉、最後の扉…。夢を見た時、すごく懐かしい気がして、オレがあの人、あのお坊ちゃんの母親に触れた時、光って、不思義な声
絢美は、
「ママは、悠ちゃんの母親と会っていただけ。悠ちゃん賢いし、優しいよ。」
あつきは、
「豹変する部分もある。って、絢美、人の彼女にくっつきすぎ!」
にたっ。
「ばれた?」
亜希は、
「こらっ。」
ひょいっと絢美を上げて、
絢美、いい人だが迷惑してる人もいる。」
「ま…。」
「言いたい事はわかる。行き過ぎな面があるから言うんだ。…お兄ちゃんじゃ不満?」
「仲がいい兄妹ですね。」
ちゅっ。
亜希は絢美のほっぺにキス。あつきは、あ〜あ、
「早速でたよ。シスコン。だから間違われるんだ。って関係持ってたりして…。」
「もう一度言ってみろ!こっちだって兄と妹くらいはわかる!」
亜希はあつきを壁に追い込み、
「今日はこれくらいにしておく。わかったな。」
「…はい。」
「お兄ちゃんやりすぎ…お姉さんびくびくしてるよ。」
亜希は史奈に、
「…ごめん。大丈夫です。悪いのはあつきですから。」
「…プライドが。妹は妹です。…おかしいのかもしれない。守るべき姫。いかがわしい感情はない。」
「おかしくないですよ。お兄さんは優しい人。お姉ちゃんが好きになるのもわかる。」
「…。」
「ごめん、兄さん。」
「やっとわかり合えたと思っていたのに。正直堪えた。理解してると思ってた。確かに絢美に付きっきりで、結婚しないし、もう26だよ。万里を忘れられないのは事実。どうしようもないバカ男だ。バカ男はそれなりにバカな考えを持っている。夢だけであいつの呪いを解ける方法を考えたりしてる。」
絢美は、
「呪いってまさか…。」
「あのお坊ちゃんのですよ。予感がしてならない。3人で全てが揃う。」
「3人?」
「24.5年前の関係の時、兄弟3人いた。母さん言ってたの覚えてないかなぁ、オレらの時だけに見た、同じたぐいの夢。ひっかかるんだ。」
「…どういう事?」
「確かに聞いたよ。そうだろう夢を見た。…事実でなければ全てをオレが背負えばいいと、2人に負わせたくないからあえて言わなかった。」
「何?」
「扉…。」
「扉?」
「1つ目の扉、2つ目の扉、最後の扉…。夢を見た時、すごく懐かしい気がして、オレがあの人、あのお坊ちゃんの母親に触れた時、光って、不思義な声