新月の夜
兄と妹〜スキャンダル→真実〜
麻友美と絢美は二人で練習して、レコーディングして、PV撮影。
麻友美用のウイッグ(黒髪、ロング。麻友美の為に。内緒の存在)も装着して、撮影。
一つは双子というコンセプト。抱き合ったり、見つめ合ったり、向き合って食べて話したり。日常っぽく撮る。仲が良い。いきなり絢美が、
「双子だけじゃ足りないなぁ…お兄ちゃん欲しいなぁ。」
亜希はぎくっ!?
予感的中。
「いけるよねぇ。お兄ちゃん役。」
「…やはり私ですか?」
「ウイッグならあるよ。」
「はぁ…。」
「後ろ姿でちと振り向くだけでいいから。なら、あまり顔見えないでしょ?」
「…いつもあなたの我が儘ばかり。」
「決定!」
麻友美はこそこそ。
「お兄さんも大変ですね…。」
亜希はこそこそ、
「仕方ない。NOとは言えませんから。かわいい妹には。」
亜希は恥ずかしい。いくらわからないようにしてても妹と。演技とはいえ…。とにかく何とかできた。
「…ふう。」
安堵。
2つ目は、レコーディング風景、3つ目は、捕まっている絢美を麻友美が助ける。というもの。
編集が入る。麻友美と絢美は仲良し。そして、作られることに。
半月くらいたったころ。絢美のもとには映像が届いている。絢美は亜希と一緒に見る。
「あっ、お兄ちゃんだ。」
「…やらされたんだ。」
「へへっ。」
「笑い事じゃない。」
「お兄ちゃんかっこいいよ。」
「絢美もかわいい。麻友美さんも。」
「うん☆」
次の日、絢美と亜希はお買い物。高い所にあるものが欲しい。背伸び…取れない。亜希は、
「はい。どうぞ。」
簡単に取る。
「ありがとう☆」
亜希はにっこり、
「無理して背伸びしなくていいよ。」
絢美は跳んでみせるが、兄の背丈にはかなわない。亜希はくすくす笑って。絢美と目線を合わす。絢美はムッとして、亜希の帽子を上げてデコピン☆
「…困った姫ですねぇ。」
亜希は絢美を持ち上げる。絢美は、
「うわっ、高い!」
「高いのはどうです?」
「…いつ以来かなぁ。こんなの。」
「姫大好きな人、3人いるからね。」
「今日はお鍋だよ〜。」
亜希は重いのを持つ。絢美は、
「持つよ〜。」
て言うけど亜希は、
麻友美用のウイッグ(黒髪、ロング。麻友美の為に。内緒の存在)も装着して、撮影。
一つは双子というコンセプト。抱き合ったり、見つめ合ったり、向き合って食べて話したり。日常っぽく撮る。仲が良い。いきなり絢美が、
「双子だけじゃ足りないなぁ…お兄ちゃん欲しいなぁ。」
亜希はぎくっ!?
予感的中。
「いけるよねぇ。お兄ちゃん役。」
「…やはり私ですか?」
「ウイッグならあるよ。」
「はぁ…。」
「後ろ姿でちと振り向くだけでいいから。なら、あまり顔見えないでしょ?」
「…いつもあなたの我が儘ばかり。」
「決定!」
麻友美はこそこそ。
「お兄さんも大変ですね…。」
亜希はこそこそ、
「仕方ない。NOとは言えませんから。かわいい妹には。」
亜希は恥ずかしい。いくらわからないようにしてても妹と。演技とはいえ…。とにかく何とかできた。
「…ふう。」
安堵。
2つ目は、レコーディング風景、3つ目は、捕まっている絢美を麻友美が助ける。というもの。
編集が入る。麻友美と絢美は仲良し。そして、作られることに。
半月くらいたったころ。絢美のもとには映像が届いている。絢美は亜希と一緒に見る。
「あっ、お兄ちゃんだ。」
「…やらされたんだ。」
「へへっ。」
「笑い事じゃない。」
「お兄ちゃんかっこいいよ。」
「絢美もかわいい。麻友美さんも。」
「うん☆」
次の日、絢美と亜希はお買い物。高い所にあるものが欲しい。背伸び…取れない。亜希は、
「はい。どうぞ。」
簡単に取る。
「ありがとう☆」
亜希はにっこり、
「無理して背伸びしなくていいよ。」
絢美は跳んでみせるが、兄の背丈にはかなわない。亜希はくすくす笑って。絢美と目線を合わす。絢美はムッとして、亜希の帽子を上げてデコピン☆
「…困った姫ですねぇ。」
亜希は絢美を持ち上げる。絢美は、
「うわっ、高い!」
「高いのはどうです?」
「…いつ以来かなぁ。こんなの。」
「姫大好きな人、3人いるからね。」
「今日はお鍋だよ〜。」
亜希は重いのを持つ。絢美は、
「持つよ〜。」
て言うけど亜希は、