クールなあいつ


ちょこっと苦笑して

「啓太、帰ろ?」

「ん。」


付き合って、1度も
啓太から好きって聞いてないなぁ…

もしかして啓太は、
私のコトなんて好きじゃない
かもしれない。

「…。」

「…。」

会話もあんまりないし。

「ねぇ、啓太、今日ね〜
〜だったんだよ。」

「そう…。」
ハァ
ため息ついてる。
ウザイと思ってるのかな…

…ヤバい泣きそうだ。
啓太が無口なことぐらいしってたのに。

泣きたくないよ…

「あっもう着いたしここでいいよ。
また明日ね〜」

「…ああ。」

急いで部屋に上がる。

「ふぇっ、悲しいよ。啓太は私のコト好きなのかな…」
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