普通の恋人
BOSS
古びた感じのその建物には
確かに「BOSS」と書かれた看板が置いてあった。
とてもそっけない看板で、店名以外は何もない。
一体何のお店なのかもわからなかった。
私は学校が終わると急いでお店へ向って
携帯を確認したけど見つからなかった。
そこで私は自分の携帯に電話してみる事にした。
「はい、もしもし。」
しばらくして私の携帯に出たのは女の人だった。