あなたへ
キーンコーンカーンコーン


授業が終わった。


次は昼休みだ。



私はなかなか友達を作れずにいた。



昼ご飯一人で教室はやだな。


唯一話すサリナも今は学食に行っていていない。



私は教室をでてあてもなく食べる場所を探していた。



屋上空いてるかな。



私は階段を上り屋上に
行くことにした。



屋上へ行く階段はロープで

入れないようになっていた。



そこを器用にすりぬけ



ドアを開けてみた。



やっぱり開かない。



私は自分のバックからUピンを取り出し


鍵穴の形にして


何とかドアを開けた。



ガチャ



「よっしゃ」



そして屋上にはいろうとした時




「何してんの。」



後ろで低い男の声がした。
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