あなたへ
第3章
ガチャ



入口のドアが開いた。



入って来たのは


おそらく身長は168センチの私より小さく、


マッチ棒のように体は細くて、色は真っ白。


制服も大きいらしくだぼだぼ。


前髪が長くよく顔が見えない。



そこから覗く目つきは悪く、

この世のすべてを憎んでるような顔をしていた。



ただ唇がぽってりとしていてかわいらしい印象だった。


こいつが、大河の親友?



全くタイプが違う。
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