あなたへ
取りあえずその日は


アドレスを交換して


解散した。




次の日、休みで私は暇だった。



暇潰しに私は漫画を買うため本屋に行くことにした。


私の村から1番近い本屋はバスで1時間、


駅から歩いて30分という

かなりめんどくさい感じになっている。



しょうがないので駅から私は


バス酔いの気持ち悪さに耐えながら



歩いていた。



すると前方から



見覚えのある小さい少年が歩いて来た。




月島雫だ。




服装はなかなかセンスがよかった。


ロンTにライダースジャケットを羽織り、


ダメージジーンズをブーツインしていて、


アクセはシルバーで統一されていた。


帽子はドクロのニット帽だった。


何と言うか、ファッションのことはよくわからないけど、



パンクっぽい。



私はというと



プーマのジャージだった。
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