あなたへ
第2章
K高校の校門についた。




「じゃあ母さん仕事いくね。入学式行けなくてごめんね。」




「仕事ぢゃしょうがねぇぢゃん、バイバーィ。」




ホントは一人で心ぼそくてしょうがない。



でも頑張るしかない。



辺りはすごい人だかり。



今までの小人数の生活とはまるで違う。



マンモス校おそるべし。



そんなことを考えながら校門をくぐる。



不安でいっぱいだ。
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