Eternal
カレが帰ったあと
ワタシは
ショップのオンナノコタチに言った。


「ねぇあのヒトかっこよくない?」

「そーかな?」

「結構いいよね?」



いろいろなお客サンが来るから
きっと
カレのことも忘れてしまう。



きっとそうだ
だってキミは
ただのお客サン。



キミがどこに住んでいて
何をしているヒトで
どんなことを考えて生きてるのかなんて
ワタシにはわからない。




毎日忙しく過ごしてた。





スキなヒトだっていたし
普通に恋愛して
楽しく過ごしてた。





そんな中
あの日のことを
思い出す時間なんて
全くなかった。





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