Eternal
ある朝、
シゴト場に行くと
みんなが
お誕生日おめでとうヽ(´∀`* )ノって
お祝いしてくれた。


今日って
誕生日なんだ?
ワタシは
その時初めて気づく。


そしてその瞬間
カレはきっと忘れてる
そう直感した。


だって、
昨日も、
普通に電話して
普通におやすみって言った。



何の約束もないし
今日だってきっと夜まで勤務だ。



自分の誕生日を
スキなヒトと祝えないなんて
なんて不幸なオンナだろうか・・・
そう思った。


そして1日を過ごし、
シゴト先を出たとき
友達が言った。



「今日はカレと過ごしなさい」



「そんなのムリだって・・・」
ワタシは笑って言った。


「ホラ・・来てるってば」


そう言った友達の視線の先には
見なれたカレの車があった。

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