天秤に蜂蜜と星、


「………潤?」

そこには幼なじみの時田 潤がいた


「薫、こんな時間まで何してんの?」


「ううん、ちょっと用事」


「…お前、泣いてんの?」



「えっ…?泣いてないけど?」

慌てて涙を拭った


「ふ〜ん、なんか泣いてるように見えた」

「何よ、それ」


ボトッ


鞄に入れてあった箱が落ちた


ちょっと待ってよ!?
よりによって潤に見られるなんて…!!

絶対からかわれるっ…!



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