空色

なんて
ダサいんだ…

女１人相手に、
鉄の棒なんて…
と思っていると、
その男が口を開いた…

『俺、剣道習ってんだけど？』

私は微笑みながら、
『強いの???』
と、聞いてみた…

『一応、強い方だ。』

と言われたので…

『私は…』

『あなたに勝つ自信がある。』

と言い返す…

『その可愛い顔に
傷がついちゃうのは
残念だけど…』

といいながら、
こっちに走ってくる。

男が私の前で、
鉄の棒をふりかざし、
おもいきり振り下ろそうと
したので、私はそれを
よけ、
小手がえしで、
相手の持っている
棒を地面に落とした…

『いてぇ!!!
わかった。わかったから…』

と言われたので、
手を離すと、
男達は一目散に
逃げ去った…

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