空色
『もぉ~!!やめてよ~(^_^;)』
『意外に空くんだったり???』
『それはないよ~(^w^)
だってあいつ、性格悪いし!!
最悪だよ!!!』
『だ~れが最悪だって???』
へっ????
『俺はおまえのせいで、
今日遅刻したんだぞ??』
はっ???
なんで、あいつが……
『ねぇ、あれが…』
『空くん???』
『う…ん……。』
朝のように可愛い顔で
私を睨んで、
ズンズンこっちに
寄ってきた…
目が…
離せない……
吸いこまれそうな目も、
真っ黒な髪も、
整った顔だちも…
魔法がかけられた
みたいに…
私はその場に
固まってしまった…
”(ノ><)ノ