空色


空の部屋は、
少し肌寒かった…

『さむ…』

『熱あんだから…
これ着とけ』

ポイッと渡されたのは、
黒のパーカー

私はそれをはおりながら、
空のベッドに
寝転がった…

『なっ…』

『ん???』

『希…俺以外の男の部屋、
入るなよ???』

『なんで???』


すると空は無言で、
横に寝転がってきた…

『夕焼け…綺麗だね…』

もう5時だ…

夕焼けにそまる
空は…
私の宝物…

誰にも見せたく
なかったんだけど
空なら良いかな…

(^з^)-☆Chu!!

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