空色


『ねぇ!!!』

『ん???』

『私…女の子らしく
ないのに、空は好きなんだよ…』

『え゛っ…
あっ!!あぁ…空なっ!!』

『変でしょ??』

『あぁ、変だな??』

フッと笑いながら、
ふざけた返答…

『もぉー、バカにしすぎ!!』


『いや、大丈夫。
希は全然女の子だから…』

少し笑いかけながら、
そーいう…

自分で聞いといてドキドキしてる。
私は馬鹿だ…

『なっなんか…
そうゆうの言われるの
慣れてないから照れる…』

慣れてないから…
ドキドキしてんだよね???

『…照れられたら
こっちも照れんじゃん…』

夕焼け空で助かった…

きっと、私の顔は
すごく赤い…

それはなんで??って
聞かれても…

きっと答えられないよ…

でもね…

今はそんな事より、
空と居るこの時間が
すごく大切に
思う…

私は…
心のどこかで
分かってる…

でも、
自覚したくない…

そう、
このままがいい…

(`∇´ゞ

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