何で先生！？

☆奇跡☆

お・・乙矢・・・
うっ・・俺を呼んでるのは誰だ？
「あっ！乙矢目が覚めたんだ・・っよかったよぉ～・」
「ひ・・姫菜・・またお前泣いてんのか？よくなくやつだな・・ごめん」
そう言って私を優しく抱きしめてくれた・・とっても暖かかった忘れかけてた先生の
温もり。また感じられるなんて・・・
「うんん。いいの。だって私も悪かったんだから・・」
「あの時俺は、桜田先生に告白されたでも俺はお前の事が”世界で一番好きだ”だから断ったんだ・・でもあいつは俺を脅しやがった・・・いいの？そんな事言って・・・この事を校長に言ったらどうなるか・・あなたは、教師を辞めることになって彼女は退学でしょうね・・・言われたくなかったら私と付き合えって言われたんだ・・・俺はともかくお前にまで大変な思いをさせる事になる。だからしかたなく・・・ごめんな」
「そうだったんだ・・先生はわたしのために・・・それなのに何も知らない私が勝手なこと言ってごめんなさい・・」
そんなに考えてるなんて一つも知らなかった・・先生は何一つ困った顔をしなかったから・・でもそれは私に心配させないための強がりだったんだね・・
ありがと・・神様乙矢の本当の気持ちが知れたよ・・