何で先生!?
 姫菜


タッタッタッタ・・
あ~あっ。先生の背中ちょっと・・好きかも///
あっ!いけない、いけないっ何考えてんだか私のバカッ!!
「おい。ここだよな?理科準備室。」
「えっ!!あっ、そ・そうです!!!!」
びっくりして声が裏返っちゃった・・
「お前って最高だな笑)!!」
そうかな~??
「プリントだったよな?」
「そうですよ!先生が言ったんじゃないんですかー」
「あっそうか!悪い悪い。はい これプリントな」
うわっ!!重いよ~なんでこんなに持っていかないといけないの・・
「な~お前、朝ものすごい勢いで走ってただろ~?」
いきなり何なの・・「そうですけどー何で先生が知ってるんですか?もしかして・・超能力が使えるとか!?」
「わかるか?ま~実をいうとおれは超能力者なんだ・・・って誰が言うか!!お前は小学生か!!」
バシッ! そうだって思っただけなのに~
「それはどうだっていいとしてどうなんだ?」
答える必要があるのかな~まぁーいいや・・
「はい。走ってましたけど。何か?」
「やっぱりな・・はいよ。これお前のだろ。」
「あっそれ!私が探してたペンダントなんで先生が持ってるの?」
「だから、お前が俺を走って抜いた時落ちたんだよ。渡してやったんだからありがたく思えよ。ほら早く戻らないと俺の授業に間に合わないぞ!遅れたらお仕置きだからなっ」
「お仕置きって・・やですよ!じゃ急いで戻ります!!しつれいしました。」
お仕置きってなんなの?ま~とにかくやだから急がないとまさか私の前を走ってた人が先生だったなんて・・意外だな~
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