エリクシル
二人は、閃光の出ている場所に急いで向かった。
「ついた………………」
「でも…ここって……」 二人が着いたのは、文字と円が描かれた場所だった。

「これは……ただの字じゃない……」
ルシがポツリとつぶやく。

「え?じゃあ……なんなの?」
サラが聞く。

「これは錬成陣だ………しかも、ただの錬成陣じゃない……5つの頂点を持つ錬成陣………………」

「頂点って……一体なにが起ころうとしてるの?!」

「わからない………だが、こんなもの描けるのは錬金術に詳しい人間だけだ………」

「それってもしかして…」

サラが、はっとした感じできく……

「ああ……ホークアイだ…………」
< 25 / 36 >

この作品をシェア

pagetop