治癒術師さんに取り憑いた魔導師さん


いきなりの意見がえには何かあると思うのが妥当。


ただ、彼の場合はその何かを聞く必要もない。


「クッ、野宿も見ようによってはハネムーンに相応しい。場所なんか関係ないよな、愛し合っているんだから」


あー、これは変態的なことを考えているなとまる分かりなにやけ顔。


それでも、かっこいいと巷の娘は言うかも、私にとってはかわいそうな変態だと痛々しい眼差しを向けるだけだった。


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