先生に恋して良かった
「えーっ?嘘ー??」

里奈は驚きながら前を向いた。

あたしもつられて前を向く。

すると先生の言うとおり前には

クラスに居た人達誰も居なかった。



「先生!はよゆーてやっ。」

あたしったら馬鹿だから.....

初めて逢う、しかも顔もまだ

見てない人にタメ口とは。

今になって反省してますw


「お前の不注意だろっ!」

そう先生が笑いながら言って

あたしの肩をポンと叩いた。



そのときにあたしは初めて.....

その先生の顔を見た。





見た瞬間ね、あたしの中の何かが

騒ぎ始めた感じがした。


心臓の鼓動がやけに激しい。


しかも何?

顔が火照っていくのが感じられる。




え??これってまさか....


でも初対面だから有り得ないよ。


そう自分の中で言い聞かせたつもり

だったのにね......。



「よし、のぞみ!ダッシュや!
ダッシュすれば間に合うから♪」



里奈に腕を引っ張られ無理矢理

走らされた。とほほ.....。
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