報復サイト~正義の死(バツ)を~
<ふふふ…あははは……もう遅い。引けと言ったのに聞かず…私と、彼ヒトを追い回した。もう…見逃しては…あげない…。>
愛未に向かって侑菜は、冷ややかに言った。
愛未は、泣くばかりだった。それを、笑って侑菜が見ていた。誰にも姿が見えないが…。
忘れられるか……
この怨み。
忘れられるか……
この哀しみ。
忘れられるか……
この虚しさ。
愛未は、泣き続けた。泣くしか出来なかった。
「ここでニュースをお伝えします。度重なる自殺騒ぎの説明会を学校側が開くと発表しました。また、亡くなった生徒の供養も執り行うと言う事です。」
愛未は、ニュースを聞いてホッとした。