報復サイト~正義の死(バツ)を~
第八章 血に濡れた魂
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「これより、一連の事件に関しまして学校長よりお話しがあります。質問は、静かにお願いします。」
アナウンスが終わって学校長たちが入って来て椅子に座った。
「えー皆様、本日はお集まりありがとうございます。我が学校では、多くの生徒が自ら命を経ちました。今まで、何も言わず授業を昼までにして頑張って来ましたが…余りにも立て続くので供養をしたいと考えています。」
学校長は、覇気の薄れてしまった声で一生懸命に言った。
「質問をどうぞ。」
学校長自ら言った。
「ここまでになった原因は、供養不足だからだと思いますか?」