Love....really?
水に逢いたいと
思う。
一緒にいたいと
思う。
話しをしたいと
思う。
もっと水のこと
知りたいと思う。
これは恋?
「ねえ、恋って
逢いたいとか
話したいとか
一緒にいたいって
思うもの?」
「そりゃそうでしょ。
恋、したことないの?」
こくっと頷く。
「初恋?!」
「…うん。」
最初は
よくわからなかった。
でも理解出来てくると
段々頬が熱くなる。
アタシは恋したんだ。
水が好きなんだ。
「顔赤いよ。
まあ、俺今回は
応援したけど
次からは自分で
頑張ってよ!」
「…うん。」
不思議だった。
あの日から
心の氷は
段々と温められて
いった。
同時に
心の鍵も
壊れていくような
気がした。