Love....really?
そしたら
水はアタシを
見てくれてたかな?
ありさ先輩じゃなくて…
アタシを…。
水はやっぱり
アタシみたいな
暗い子より
ありさ先輩とか美羽
みたいな
明るい子が
いいのかな…?
不安が押し寄せる。
「なあに
暗い顔してんだよ!
全部注文頼んで
来たからさ!」
「あ、うん。
ありがとう。」
空の顔が間近に
あったから
びっくりした。
「じゃあ
こちらへどうぞ。」
アシスタントの人に案内され
いろんなとこを
移動した。
「髪の色を明るめの
茶色にして
自毛のストレートを
活かしてナチュラルクールに
行くね。」
オーナーさんの
説明は
わかりやすかった。
それから数時間後
「空、
終わったよ。
元がいいから
かえがいがあるね。」
「さんきゅーオーナー!」
空と目があう。
アタシ、変じゃないかな?
大丈夫かな」
「こころ…
最高じゃん!」
空の言葉で
不安は一気に
吹っ飛んだ。