Love....really?


そしてそのまま
空の家へ。
「さあ、まず
この雑誌全部読んで!」
「え…!?」
これ全部…?
「適当に読まないで
雑誌を見ながら
自分の好きなタイプの
服を探すんだ。」
「…やだよ。
読みたくないもの
読むのやだ。」
「わがままはなし。
自分のタイプを見つけて
自分を見つける。
そこから始めなきゃ!」


シブシブと雑誌を開く。
最初は普通にぺらぺらと
めくっていた。
でも段々と
これが可愛いとか
こういうのが好きとか
わかってきた。


「読み始めると
楽しいだろ?」
「うん!」
夢中になって読む。





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