あなたを好きということ


『え~クラスを確認した新入生は
 すぐに自分の教室へと向かい待機しててくださーい』




そう叫んだのは、山本有也だった




少し大人になった感じの声

声変わりしたのかな?





そう思いながらもあたしは、自分のクラスの1-5へと向かった











『三並さん?』

「・・・怜子!?」

『うわぁー久しぶりっ!!!
 元気だった?』

「元気だったよーでも東京にいたんじゃなかったの?」

『今年からこっちに戻ってきたんだよっ♪
 また仲良くしてよね!』






そういったのは【林怜子】
親同士が仲が良くて友達だった
小学生の時、親の転勤で東京へと引っ越していった
怜子とは

3年ぶりに会ったんだ



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