恋するキャンディ~私だけの甘々不良彼氏
乱れるならベッドの上で
「ははっ、サイテーだな」
私の隣で爆笑してる絹川くん。
昨日に引き続き、空き教室で一緒に昼休みを過ごしていた。
今朝の出来事を話し、天ちゃん先輩の様子を絹川くんにうかがう。
あ~。
またやっちゃったよぉ。
しかも後が怖~い、天ちゃん先輩に。
膝ゲリは、見事にヒット。
絹川くんに続き、つい…またやってしまった。
クラスの子たちは、みんな言葉を失ってた。
天ちゃん先輩が起き上がる前に、先生が来てくれたから助かったんだ。
もしいなかったら…
また、殴られてたかな。
…何であんな事するのよ。
あれが月ちゃんの好きな人?