恋するキャンディ~私だけの甘々不良彼氏
ボスっというイイ音と共に、先生は後ろに倒れる。
パチンと指を鳴らし、絹川くんはニカッと歯を見せ笑った。
「やり~っ。クリーンヒット!」
うっそぉ…。
あのぉ…。あれ、先生なんだけど。
あんな事して大丈夫ぅ!?
帰ろーぜって言って、絹川くんは私の手をさり気なく握る。
「ちょっと…先生このままにしてていいの?」
「いーんじゃね?殴ったワケじゃねぇし。去年もっと色々やりまくってたし、カワイイもんでしょ」
絹川く~ん…。
去年、一体何やらかしたんだろ。
月ちゃんも、何もしない日はないって、言ってたもんねぇ。
「そんなカオすんなよ。ホラ、行くぞ?」
「…うん」
二人で手を繋ぎ、廊下を駆ける。
「あ!絹川くん…カバンは?」
「別にいーわ。大したもん入ってねぇし」
先生の頭もとに転がったままのカバンを思い出す。
絹川くんからしたら、さっきの出来事なんて、何て事なさそう。
パチンと指を鳴らし、絹川くんはニカッと歯を見せ笑った。
「やり~っ。クリーンヒット!」
うっそぉ…。
あのぉ…。あれ、先生なんだけど。
あんな事して大丈夫ぅ!?
帰ろーぜって言って、絹川くんは私の手をさり気なく握る。
「ちょっと…先生このままにしてていいの?」
「いーんじゃね?殴ったワケじゃねぇし。去年もっと色々やりまくってたし、カワイイもんでしょ」
絹川く~ん…。
去年、一体何やらかしたんだろ。
月ちゃんも、何もしない日はないって、言ってたもんねぇ。
「そんなカオすんなよ。ホラ、行くぞ?」
「…うん」
二人で手を繋ぎ、廊下を駆ける。
「あ!絹川くん…カバンは?」
「別にいーわ。大したもん入ってねぇし」
先生の頭もとに転がったままのカバンを思い出す。
絹川くんからしたら、さっきの出来事なんて、何て事なさそう。