恋するキャンディ~私だけの甘々不良彼氏
「当麻くん、お爺さんと仲良しだね。おうちもこの近く?」

「いや、オレんちこっから近くはねぇな」

「そーなんだ」

「うち来るか?ここよりかは、安心して何でもできっケドな」

ニヤニヤするその顔が、いやらし~んだけどっ。

「行く時は誰か友達連れて行くから!」

そう言って、月ちゃんを思い出す。

そうだ。天ちゃん先輩呼んでもらって、4人で遊ぶとか。

「ダ~メ。二人がいい」

ひゃあっ。

いつの間にか近付いて来ていた当麻くんが、私の上からかぶさってきた。

抱きしめられて…

鼓動が高鳴る。






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