恋するキャンディ~私だけの甘々不良彼氏
思ったけど。

「おもしれ~コト言うな。…やってみれば?」

えぇっ!脅しだったのに、意味ナシ。彼女に突き落とされた事に対するトラウマとかないのぉ!?

「あは…。冗談でぇす」

「こっから落ちたら…骨折ですむかな。うまくいきゃー、トーマと同じ病院だな~」

骨折ってそんな簡単に…。




あれ?

今この人、当麻くんと同じ病院って…言った?

「当麻くん…学校来れないって、病院にいるの?え?何で!?」

さっきまで天ちゃん先輩と険悪な雰囲気だったのに、彼はニンマリ笑う。

「ほらな。彼女ヅラしても、あんたはトーマの事。なんもわかっちゃいねーんだ」

「だってそれは…当麻くん何も話してくれないし…」

「だな。あんたを信用してねぇんだよ。あいつ、すげー疑り深いかんな」

信用…されてない。

そうなの?

そういえば、部屋の鍵閉めるワケも…親が信用できないって言ってたね。




「でも…ま。会いたいだろーから、教えてやろっかねぇ。

んじゃ、オレの代わりにトーマの私物をココに持ってってな。ハイ、よろしくぅ」

…あれ?


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