恋するキャンディ~私だけの甘々不良彼氏
絹川くんを立ち上がらせた後、天先輩が私の顔をジーッと見る。
「…ありっ?どっかで見たな。…どこでだぁ?」
思い出さなくていいから。
フイと顔を背けると、突然彼がでかい声をあげる。
「あああぁ~っ!!」
うわ、バレた?
恐々彼の方を見ると、
今、絹川くんが這いつくばってた床に、彼が這いつくばってる。
…へ。何ぃ?
「うわ~っ!何さコレ。懐かしーんだけどっ」
見れば…
さっき絹川くんが吐き捨てた、私のポップンキャンディにやたら反応を示してる。
なんだ…
私を思い出したわけじゃないんだぁ。…良かった。
それにしても、すごい食いつきよう。
「なっ、当麻。何コレ、お前のん?」
「いや…。この女の」
この女ぁ?
さっきまで、さやぁ~とかってデレデレしてた顔はどこへやら。
絹川くんは、私を見る事もなくシレッと言い放つ。
怒ってる?
怒ってるよね…。
…怒鳴られなくって良かったぁ。
現役ヤンキーに逆ギレされたら、まともに相手できないもん。
「…ありっ?どっかで見たな。…どこでだぁ?」
思い出さなくていいから。
フイと顔を背けると、突然彼がでかい声をあげる。
「あああぁ~っ!!」
うわ、バレた?
恐々彼の方を見ると、
今、絹川くんが這いつくばってた床に、彼が這いつくばってる。
…へ。何ぃ?
「うわ~っ!何さコレ。懐かしーんだけどっ」
見れば…
さっき絹川くんが吐き捨てた、私のポップンキャンディにやたら反応を示してる。
なんだ…
私を思い出したわけじゃないんだぁ。…良かった。
それにしても、すごい食いつきよう。
「なっ、当麻。何コレ、お前のん?」
「いや…。この女の」
この女ぁ?
さっきまで、さやぁ~とかってデレデレしてた顔はどこへやら。
絹川くんは、私を見る事もなくシレッと言い放つ。
怒ってる?
怒ってるよね…。
…怒鳴られなくって良かったぁ。
現役ヤンキーに逆ギレされたら、まともに相手できないもん。