さくら
チェリー


「やっぱり怖くて
自分じゃ出来ないよぉ」


「だから私が
やってあげるって
言ったでしょ?里華のバカ」


と友達の未来が

頬を膨らましながら言った。


私は耳に氷をあてる。


氷の冷たさで耳が

少し赤く染まりはじめた。



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